設定時間後に自動で開くドロワーメニューを作る方法
HTML・CSS・JavaScriptを使って、ページを表示してから設定した時間が経過すると自動で開くドロワーメニューを作る方法を紹介します。このサンプルではページを表示してから3秒後に、画面左側からドロワーメニューが自動で表示されます。ユーザーが開くボタンをクリックする必要がないため、一定時間が経過したあとにナビゲーションや案内を表示したい場合に利用できます。
ドロワーメニューには「ホーム」「サービス」「お知らせ」「お問い合わせ」のリンクを縦方向に配置しています。メニューが表示されるとページ全体に半透明の背景が表示されますが、背景部分をクリックしてもドロワーメニューは閉じません。表示されたドロワーメニューを閉じる操作は、メニュー内に配置した「閉じる」ボタンだけに限定しています。
自動表示にはJavaScriptのsetTimeout()を使用し、サンプルでは待ち時間を3000ミリ秒に設定しています。この数値を変更すれば、5秒後や10秒後など任意の時間に調整できます。CSSでは閉じた状態のドロワーを画面左側へ完全に隠し、is-activeクラスが追加されたときに画面内へスライドさせます。画面幅640px以下では内側の余白を調整し、スマートフォンでも利用できるようにしています。
コードについて
本記事のコードはサンプルコードです。ご利用前に必ず動作確認を行ってください。
免責事項
本コードの利用により発生した損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
デモ
設定時間後に自動で開くドロワーメニュー
3秒後にドロワーメニューが自動で開きます。
ページを表示してから3秒後に左側から自動で開きます。閉じる操作は「閉じる」ボタンのみです。「もう一度確認する」をクリックすると、再び3秒後に開く動作を確認できます。
コードをコピーして使おう!
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<!-- 文字コードをUTF-8に設定 -->
<meta charset="UTF-8">
<!-- スマートフォンで適切な表示サイズにする -->
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<!-- ページタイトル -->
<title>設定時間後に自動で開くドロワーメニュー</title>
<!-- CSSファイルを読み込む -->
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<!-- ページの案内エリア -->
<main class="auto-open-drawer_wrap">
<!-- タイトル -->
<div class="auto-open-drawer_title">
設定時間後に自動で開くドロワーメニュー
</div>
<!-- 説明文 -->
<p class="auto-open-drawer_text">
ページを表示してから3秒後に、ドロワーメニューが自動で開きます。
</p>
</main>
<!-- ドロワーメニュー表示時の背景 -->
<div class="auto-open-drawer_overlay"></div>
<!-- ドロワーメニュー -->
<aside class="auto-open-drawer_drawer">
<!-- ドロワーメニューのタイトル -->
<div class="auto-open-drawer_heading">
メニュー
</div>
<!-- メニューリンク -->
<nav class="auto-open-drawer_nav">
<!-- ホームへのリンク -->
<a class="auto-open-drawer_link" href="#">
ホーム
</a>
<!-- サービスへのリンク -->
<a class="auto-open-drawer_link" href="#">
サービス
</a>
<!-- お知らせへのリンク -->
<a class="auto-open-drawer_link" href="#">
お知らせ
</a>
<!-- お問い合わせへのリンク -->
<a class="auto-open-drawer_link" href="#">
お問い合わせ
</a>
</nav>
<!-- ドロワーメニューを閉じる唯一のボタン -->
<button class="auto-open-drawer_close" type="button">
閉じる
</button>
</aside>
<!-- JavaScriptファイルを読み込む -->
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>
/* =========================================
共通設定
========================================= */
/* ページ全体 */
body{
margin:0; /* ブラウザ標準の外側余白を削除 */
padding:40px 20px; /* 上下40px・左右20pxの余白 */
background:#ffffff; /* ページ全体の背景色 */
color:#111827; /* 基本文字色 */
font-family:sans-serif; /* ページ全体のフォント */
}
/* =========================================
案内エリア
========================================= */
/* ページの案内エリア */
.auto-open-drawer_wrap{
width:100%; /* 画面幅に合わせて縮小 */
max-width:700px; /* 最大横幅。値を大きくすると横幅が広がる */
margin:40px auto; /* 上下40px・左右中央へ配置 */
padding:32px; /* 内側余白 */
border:1px solid #e5e7eb; /* 外枠 */
border-radius:18px; /* 角丸 */
background:#f8fafc; /* 背景色 */
text-align:center; /* 内容を中央揃え */
box-sizing:border-box; /* paddingとborderを横幅へ含める */
}
/* タイトル */
.auto-open-drawer_title{
margin:0 0 12px; /* 説明文との間隔 */
font-size:22px; /* 文字サイズ */
font-weight:700; /* 太字 */
}
/* 説明文 */
.auto-open-drawer_text{
margin:0; /* 外側余白を削除 */
color:#4b5563; /* 文字色 */
line-height:1.8; /* 行間 */
}
/* =========================================
背景オーバーレイ
========================================= */
/* ドロワーメニュー表示時の背景 */
.auto-open-drawer_overlay{
position:fixed; /* 画面へ固定 */
inset:0; /* 画面全体へ広げる */
z-index:9998; /* ドロワーより後ろへ配置 */
background:rgba(15,23,42,.45); /* 半透明の背景 */
opacity:0; /* 初期状態では透明 */
visibility:hidden; /* 初期状態では非表示 */
pointer-events:none; /* 初期状態では操作不可 */
transition:
opacity .3s ease,
visibility .3s ease; /* 表示切り替え時間 */
}
/* 背景を表示した状態 */
.auto-open-drawer_overlay.is-active{
opacity:1; /* 背景を表示 */
visibility:visible; /* 表示状態へ変更 */
pointer-events:auto; /* 背景を表示状態にする */
}
/* =========================================
ドロワーメニュー
========================================= */
/* ドロワーメニュー */
.auto-open-drawer_drawer{
position:fixed; /* 画面へ固定 */
top:0; /* 画面上端へ配置 */
left:0; /* 画面左端へ配置 */
z-index:9999; /* 背景より手前へ表示 */
width:320px; /* ドロワーの横幅 */
max-width:85%; /* 画面幅の85%以内にする */
height:100vh; /* 画面高いっぱいに表示 */
padding:32px 24px; /* 上下32px・左右24px */
background:#ffffff; /* 背景色 */
box-shadow:none; /* 閉じた状態では影を非表示 */
transform:translateX(calc(-100% - 40px)); /* 画面左側へ完全に隠す */
visibility:hidden; /* 閉じた状態では非表示 */
pointer-events:none; /* 閉じた状態では操作不可 */
transition:
transform .3s ease,
visibility .3s ease; /* スライド時間 */
box-sizing:border-box; /* paddingを横幅へ含める */
overflow-y:auto; /* 内容が高くなった場合は縦スクロール */
}
/* ドロワーメニューを開いた状態 */
.auto-open-drawer_drawer.is-active{
transform:translateX(0); /* 画面内へ移動 */
visibility:visible; /* 表示 */
pointer-events:auto; /* 操作可能 */
box-shadow:12px 0 30px rgba(15,23,42,.18); /* 右側へ影を表示 */
}
/* ドロワーメニューのタイトル */
.auto-open-drawer_heading{
margin:0 0 12px; /* 説明文との間隔 */
color:#111827; /* 文字色 */
font-size:24px; /* 文字サイズ */
font-weight:700; /* 太字 */
}
/* =========================================
メニューリンク
========================================= */
/* メニューリンク一覧 */
.auto-open-drawer_nav{
display:flex; /* Flexboxを使用 */
flex-direction:column; /* 縦方向へ配置 */
gap:10px; /* リンク同士の間隔 */
margin-bottom:28px; /* 閉じるボタンとの間隔 */
}
/* メニューリンク */
.auto-open-drawer_link{
display:block; /* リンク全体をクリック可能にする */
padding:14px 16px; /* 上下14px・左右16px */
border-radius:8px; /* 角丸 */
background:#f1f5f9; /* 背景色 */
color:#111827; /* 文字色 */
text-decoration:none; /* 下線を非表示 */
font-weight:700; /* 太字 */
}
/* メニューリンクへマウスを重ねた状態 */
.auto-open-drawer_link:hover{
background:#e2e8f0; /* ホバー時の背景色 */
}
/* =========================================
閉じるボタン
========================================= */
/* ドロワーメニューを閉じるボタン */
.auto-open-drawer_close{
width:100%; /* 横幅いっぱいに表示 */
padding:12px; /* 内側余白 */
border:none; /* 枠線を非表示 */
border-radius:8px; /* 角丸 */
background:#2563eb; /* 背景色 */
color:#ffffff; /* 文字色 */
font-size:16px; /* 文字サイズ */
font-weight:700; /* 太字 */
cursor:pointer; /* マウスカーソルを指型にする */
}
/* =========================================
スマートフォン対応
========================================= */
/* 画面幅640px以下 */
@media(max-width:640px){
/* 案内エリア */
.auto-open-drawer_wrap{
padding:24px 18px; /* 内側余白を縮小 */
}
/* ドロワーメニュー */
.auto-open-drawer_drawer{
padding:24px 18px; /* 内側余白を縮小 */
}
}
/* 背景オーバーレイを取得 */
const autoOpenDrawerOverlay=
document.querySelector(
".auto-open-drawer_overlay"
);
/* ドロワーメニューを取得 */
const autoOpenDrawerDrawer=
document.querySelector(
".auto-open-drawer_drawer"
);
/* 閉じるボタンを取得 */
const autoOpenDrawerClose=
document.querySelector(
".auto-open-drawer_close"
);
/* =========================================
ドロワーメニューを開く
========================================= */
function autoOpenDrawerOpenMenu(){
/* 背景を表示する */
autoOpenDrawerOverlay.classList.add(
"is-active"
);
/* ドロワーメニューを表示する */
autoOpenDrawerDrawer.classList.add(
"is-active"
);
}
/* =========================================
ドロワーメニューを閉じる
========================================= */
function autoOpenDrawerCloseMenu(){
/* 背景を非表示にする */
autoOpenDrawerOverlay.classList.remove(
"is-active"
);
/* ドロワーメニューを非表示にする */
autoOpenDrawerDrawer.classList.remove(
"is-active"
);
}
/* =========================================
設定時間後に自動で開く
========================================= */
/* 3000ミリ秒(3秒)後にドロワーメニューを開く */
setTimeout(function(){
autoOpenDrawerOpenMenu();
},3000);
/* =========================================
閉じるボタン
========================================= */
/* 閉じるボタンをクリックした場合だけ閉じる */
autoOpenDrawerClose.addEventListener("click",function(){
autoOpenDrawerCloseMenu();
});
コードをコピーする場合
使用するコードのタブを選び、「このタブをコピー」をクリックすると、現在表示中のコードをコピーできます。
サンプル一式を取得する場合
HTML・CSSなどすべてのファイルが必要な場合は、「サンプル一式をダウンロード」をクリックしてください。
ファイル構成と設置方法
このサンプルはHTML・CSS・JavaScriptの3ファイルで構成されています。HTMLでドロワーメニューの内容と「閉じる」ボタンを配置し、CSSで画面左側からスライドする表示を設定します。JavaScriptのsetTimeout()を使い、ページを表示してから設定した時間が経過するとドロワーメニューを自動で開きます。
sample/
├── index.html
├── style.css
└── script.js
各ファイルの役割
index.htmlはドロワーメニューの構造を作るファイルです。ページの案内エリア、背景オーバーレイ、ドロワーメニュー、「ホーム」「サービス」「お知らせ」「お問い合わせ」のリンク、「閉じる」ボタンを配置しています。
style.cssはドロワーメニューの表示位置とデザインを設定するファイルです。閉じた状態ではtransform:translateX(calc(-100% - 40px));で画面左側へ完全に隠し、is-activeクラスが付くとtranslateX(0)へ変化して画面内へスライドします。
script.jsはドロワーメニューの自動表示と「閉じる」ボタンの処理を行うファイルです。setTimeout()で設定した時間が経過するとis-activeクラスを追加してドロワーを開きます。閉じる処理は「閉じる」ボタンにだけ設定しているため、背景部分をクリックしても閉じません。
設置方法・使い方
sampleフォルダへindex.html、style.css、script.jsを配置します。3つのファイルを同じ階層へ保存したあと、sample/index.htmlをブラウザで開いてください。追加のJavaScriptライブラリは必要ありません。
ページを表示するとタイマーが開始され、サンプルでは3秒後に画面左側からドロワーメニューが自動で表示されます。表示されたドロワーメニューを閉じる場合は、メニュー内の「閉じる」ボタンをクリックします。背景部分をクリックしてもドロワーメニューは閉じません。
カスタマイズできる内容
index.htmlではドロワーメニューのタイトル、説明文、リンク名、リンク数、リンク先を変更できます。実際に使用する場合は各href="#"を移動先のURLへ変更してください。
style.cssではドロワーメニューの横幅、内側余白、背景色、リンクのデザイン、背景オーバーレイの濃さ、スライド速度などを変更できます。script.jsではドロワーメニューが自動で開くまでの待ち時間を変更できます。
数値調整
script.js
3000
ドロワーメニューが自動で開くまでの待ち時間です。JavaScriptでは1000ミリ秒が1秒なので、3000は3秒です。5秒後に開く場合は5000、10秒後に開く場合は10000へ変更します。
style.css
max-width:700px;
案内エリアの最大横幅です。値を大きくすると案内エリアが横に広がります。
padding:32px;
案内エリアの内側余白です。値を大きくすると内容と外枠の間隔が広がります。
background:rgba(15,23,42,.45);
ドロワーメニュー表示時にページを覆う背景色と透明度です。最後の.45を大きくすると背景が濃くなり、小さくすると薄くなります。
width:320px;
ドロワーメニューの横幅です。値を大きくするとドロワーが横に広がります。
max-width:85%;
ドロワーメニューの最大横幅です。小さい画面で画面幅を超えないように制限しています。
padding:32px 24px;
ドロワーメニューの内側余白です。32pxが上下、24pxが左右の余白です。
transform:translateX(calc(-100% - 40px));
閉じた状態でドロワーメニューを画面左側へ完全に隠すための値です。ドロワー自身の横幅に加えて40px移動させています。
transform .3s ease
ドロワーメニューがスライドする時間です。.3sを大きくするとゆっくり動き、小さくすると速く動きます。
gap:10px;
メニューリンク同士の間隔です。値を大きくするとリンク同士の間隔が広がります。
padding:14px 16px;
各メニューリンクの内側余白です。14pxが上下、16pxが左右です。
レスポンシブ対応
通常時のドロワーメニューはwidth:320px;、max-width:85%;で表示するため、画面幅が狭くなった場合でもドロワーが画面幅を超えにくい設定です。
画面幅640px以下では案内エリアをpadding:24px 18px;、ドロワーメニューもpadding:24px 18px;へ変更し、小さい画面でも内容を確認しやすい余白に調整しています。
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